お久しぶりです!

すっかり間が空いてしまいました。
部長の高倉です。

4月に高倉とメンバー亮子の故郷、熊本で地震が発生したため、帰省したりと慌ただしくしていて、今春・今夏は書評会が1度も開催できませんでした。

寂しい……。

けれど、書評部のメンバーとはそれぞれ会ったり、電話したりと交流しています。

みんなそれぞれ読書を楽しんでいるみたいで、「何が面白かった?」なんて話をしていると、それだけでも幸せです。

そうそう、なかなかメンバー全員で集まることが難しくなってきたので、これからは「ふたり書評部」という活動をやっていくことになりました。

その名の通り、1冊の本についてふたりで語り合うというスタイル。

で、創部以来、ずっと記録写真を撮り続けてくれているカメラマンのJOさんご協力のもと、語り合う姿を動画におさめてもらう予定です。

テキストに落とすのが面倒で、これまで残せずにいた活動の記録も今後はばっちりお伝えできると思います。

JOさん、サンクス!!!

はやくここにも動画がアップできたらいいな。

ゆる~く、待っていてくださいね☆

▼最初の「ふたり書評部」は、編集者・江里子とともに、谷崎純一郎の『細雪(上・中・下)』(角川文庫)を読んで語り合います。この和風(手ぬぐい柄)バージョンは江里子が編集したもの。名著を新しい装丁であなたもぜひ!

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# by girls-book | 2016-09-21 01:38 | つれづれ

真夏の書評会。

気がつけば、5月のイベントから2ヶ月が過ぎていました。

そうなの、そうなのです!

イベントが終わると気が緩み、活動が止まる……。それが我ら東京女子書評部の定番……(いや単なる、高倉の怠け癖という噂もあるけれど。笑)

「もうすぐ芥川賞・直木賞の発表もあるし、そろそろ、何かやらねばなあ」と、うっすら思っていたある日、メンバーの香織から「ちょっとちょっと、ゆーこちゃん、活動はどーなってんの!?」と電話がきました。

わっ、サボってたのがバレた!(笑)

というわけで、次回は香織が幹事を引き受けてくれることになりました。

ありがとうー!

もう読む本も決まりました。▼「新潮文庫の100冊 2015」から、梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』を選ばせていただきましたよ、新潮社さん☆ このブックレット、単なる本の紹介だけじゃなく、絵本タッチになっているから読むのがすこぶる楽しいです。ちなみに書店で無料でもらえるので書店員さんに聞いてみてね。

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# by girls-book | 2015-07-12 16:10 | つれづれ

5/2山口ミルコさんを囲む会のお客様アンケート。

山口ミルコさんをお招きした「公開書評会」で、お客様に書いていただいたアンケートです。記名があったものに関してはそのまま入れさせていただいています。

改めてお越しいただいた皆さま、ありがとうございました! メンバー一同、心から感謝申し上げます。部長:高倉優子


●まだ本を読んでなかったので、読む前に書評を聞くという不思議な体験をしました。ミルコさんの人柄がよく伝わってきました。これから購入して読みたいと思います。機会があれば(ミルコさんに)いろいろな修羅場をくぐり抜けてこられた話も聞いてみたいです。


●もっとお話が聞きたかったです。本、読みますね!


●来られていた方すべてが素晴らしく、同じ時間を共有できて楽しかったです! ミルコさんも楽しいお話をありがとうございました。


●人は自分が食べているもので出来ているということを改めて感じました。ミルコさんのお人柄、本当に素敵です。立派な方は偉そうにしないものですね。またお会いできる機会がありますように! すっかりミルコファンです。(yukikina)


●ミルコさんの言葉はシンプルだけど心にスーッと入ってきました。声がいい!(笑) 「必要ないものはいらない」という言葉はとてもタメになりました。楽しいイベントだった。(TAN-SUプロデューサー・山口泰志)


●ミルコさんにお会いできてよかった。この会がなかったらきっとスルーしていた本・方だと思います。ありがとうございます。私もしなやかに生きていこうと思います。


●自分自身のルーツを探りながら成長なさっていく姿、素敵だと思いました。そんな生き方やこの2冊の本をもっとたくさんの方に知ってもらいたいです。


●ミルコさんは自然体で温かなエネルギーを放つ方ですね。このイベントを通じて、いろいろな方のものの見方や生き方に触れる貴重な体験をさせてもらえました。ありがとうございます。


●導かれるようにこのイベントに参加し、とても素敵な時間を過ごせて良かったです。本は自分ひとりで楽しむばかりではなく、ほかの方と感想を語り合うとこんなに楽しいものなのですね。会場となった「ル・タン」の壁の絵は、弘前での寺山修司展に行った際に見たことがあったので寺山自身が描いたものだと思っていましたが、宇野亜喜良さんの手によるものだったのですね。宇野先生の飛び入り参加には本当に驚きました。でもご本人にお会いできて感激でした!


●学生時代の部活(部室トーク)のような雰囲気でした。そして中学のとき、美術の授業で「テンの毛で作られた絵筆」を買わされたことを思い出しました。水のキレが見事な筆でしたよ。(舟川知之)


●自分=宇宙、ガンは生活や生き方を変えないと治らないという意見にすごく賛同します。私は父も夫も肺ガンで、夫を亡くした経験があるのでミルコさんの闘病のお話を聞いていろいろ思うところがありました。食事を変えることはとても難しいことなので尊敬します。


●「どうしても言いたいことがあるかどうか」という言葉が聞けてよかったです。そのためにこのイベントに呼ばれたような気がしました。ミルコさん、ありがとうございます。素敵な空間でよい時間を過ごせました。集まっていた人がみんなよい感じでした!


●新潟から出版の仕事をするために2月に上京してきました。未経験なのでなかなか働き口が決まりませんが、今日ミルコさんのお話を聞いて、仕事に対する心構えとか、人生のことなど広く考えさせられました。仕事をしていくなかで、ブレずに大切にしなくちゃいけないものについて再認識することができました。ミルコさんのように自分に正直な強い大人の女性になりたいです!


●久しぶりにロシア(旧ソ連)の話を聞けて楽しく、懐かしかったです。ロシアの話をしているときのミルコさんはとても楽しそうでしたね。よくわからないまま来たイベントでしたが来てよかったです♪ ありがとうございました。(安藤美和子)


●「毛の側面」についていろいろと考えさせられました。これから本を読ませていただきますが、とても楽しみです。肩の力が抜け、心が軽くなるイベントでした!
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# by girls-book | 2015-05-15 22:30 | 活動日誌

5/2 公開書評会の課題図書の感想文。

書評部の活動では、事前に本を読んだ感想をアンケート用紙に書き込んで会に参加しています。いったん文章化して、心の整理をしてから語り合うのです。

ちなみに今回の課題図書の感想の一部をピックアップしてご紹介します。
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●『毛のない生活』(ミシマ社)

「ふつうの暮らしは、なんてすてきだ」。本文中、そんな言葉があった。本当にそうだ。私たちは元気なとき、健康のありがたさを忘れている。いや、気づかずにいる。いつだってそう。大切なものほど、失ってその価値を知るのだ。ミルコさんはこうも綴る。
「病気になるときはなるということ。起こるときは、起こる。そのとき何をどう選びとるかは個人の自由で、そこで落ち着いた選択をし、選んだら、気の済むまでそれとちゃんと向き合うのである」。 たぶん、それは病気の治療にだけ当てはまるのではなく、人生のすべての選択に言えることなんじゃないだろうか。
 自分で選んだことから逃げずに、とことん向き合うことの大切さ。そしてどんなときもたくましく生き抜く強さ。そんな美学がつづられていたように思う。この本は闘病記でありつつ、ミルコさんが「自分らしい生き方」を見つけて再び歩き始める再生の書でもあるのだ。(高倉優子)



 病気にかかりたいと願っている人はほとんどいないと思う。つらい体験はなるべくしたくない。でも、病気、失敗、人との別れ……世の中にはままならないことがたくさんある。どんなに注意していていも、いつも一生懸命頑張っていても、ふと良くないことが起きる。
 ミルコさんは角川書店から幻冬舎に移ってヒットをとばした、めちゃくちゃキラキラの編集者だ。きっと幻冬舎時代、たくさん褒められ、あちこちで人に必要とされて生きてきたと思う。それはもちろん相応の仕事をしたからだ。しかし、退社とがんの発覚が同時にきた。
 仕事なんかできない。髪の毛まで抜ける。最悪。でも、ミルコさんは言う。会社をやめてよかった、いっそ小さくなってやろう。前へ進むばかりが人生ではない。上を見るばかりが成長ではない。どん底に落ちたときこそがチャンスなのだと、著者の生と痛みをもって教えてくれる本だった。(麻田江里子)



『毛の力 ロシア・ファーロードをゆく』(小学館)

 読み始めてすぐ2つの驚きがありました。まずミルコさんの名前。てっきりペンネームだと思っていたけれど「ロシア語に由来」と書いてあって、本名だったのかと知りました。次にタイトルの「毛」の意味。人間の毛のことだと思っていたのに、クロテンの毛だったなんて! 2度ビックリです。  
 ロシアの歴史や政治的要素など、正直、難しい部分もありましたが、この本を読まなければ知らないことがいっぱいありました。
 一番すっと心に入ってきたのは「身の丈分」という言葉。私はこれまで身の丈分=収入に見合ったことだと思っていましたが、間違っていました。自分自身の生活を見直し、本当の意味で「身の丈分」で暮らせたらいいな。そんなことを気づかせてくれた本でした。(加来亮子)



  すごい経歴を持ったかたなのに…ハイブランドのスーツを着て外車を乗り回していたかたなのに…。「ん?何だ、この優しく流れている雰囲気は」というのが最初の感想でした。こんな言い方は失礼かもしれませんが、嘘のない素直な文章の中に人柄が表れているようでした。
 大きな病を乗り越えられたことで、様々なコトやモノがそぎ落とされたのであろうミルコさんの言う「身の丈分」という言葉の重み。「自分が抱えきれる分だけで暮らしましょう」とかいつも偉そうに言っている自分が恥ずかしくなりました。
 クロテンの話もロシアの話もジェームス・ディーン似のタンクトップ(笑)もおもしろかったけど、「つぎのひと、くる。」の章にガツンと頭を叩かれた感じです。この本に出会えたことに、「つぎのひと、くる。」の言葉に出会えたことに感謝してやみません。ミルコさんの言うように「つぎのひと、くる。」のひと言には大切なことが全部入っていると思います。お片づけやお掃除を「思いやり」だと信じて疑わない私には、これほど的確に思いを凝縮してくれた言葉に出会えて本当に幸せでした。
 決まった場所にモノを戻すことが、使った椅子を元に戻す習慣が、洗面台に落ちた髪の毛をふき取る行為が、どれだけ他人や自分に優しさを与えていることか。まさに「つぎのひと、くる。」です。自分のことだけを考えていればいいという、いろいろな社会現象を思い起こしたりもしました。例えば、電車の中でのお化粧、モンスターペアレンツ、ごみ屋敷…。人はひとりでは生きていけないのだということを再認識させてくれた本でもありました。「つぎのひと、くる。」バンザイ\(^o^)/(臼井由美)



※最後に当日参加してくださった、フォトグラファーの慶子さんがSNS上に書いてくださった書評です。とても素敵だったのでご本人の了承を得て、掲載させていただきました。

 山口ミルコさんとお会いして、早3日。ミルコさんの2作目『毛の力』を読みました。それは『柔らかい金』と言われたクロテンの毛皮が、ロシアや中国でいかに扱われたか、その歴史からアクセスして、なんとクロテンを追いかけてロシアの先住民の村に潜入取材してしまう、なんともミルコさんらしい探求のエッセイでした。

 その中で『つぎのひと、くる』という言葉がでてきます。先住民の人たちは毛皮や肉をとるために獣を殺したら、必要なものだけいただいて、あとは残しておく。すると、その残った肉をたべに他の獣がきて、さらに残った骨などは土に還って植物の栄養となり命が回ってゆく。

 何事も自分だけのことにせず、つぎのひとが来ることを考えて行動するのだ、と。

 それはトイレを使って汚したらキレイにしておくのも『つぎのひと、くる』。
資源を取りすぎないよう注意して枯渇させないのも『つぎのひと、くる』。

 地球と調和して生きるための常識というべき知恵でしょうか。日本の心に通じるところがあると思いました。私の最近思うことの一つに、必要ないなら好奇心だけで獲得せず、本当に欲しい人がそれを得られたら良い、と思っています。

 それは、例えば美味しいもの。本マグロが美味しいからといって、猫も杓子も食べたら本鮪はいなくなってしまいます。アイドルに会える、そんなチャンスも本当に自分の会いたい人でなければ、他に会いたくてたまらない人がいるのだから、その人のために応募しない。

 この世の中、スゴイことってゴロゴロしてるけど、自分が本当に必要と思わないのに首をつっこめば、本当に必要とする人のチャンスがなくなる、そう思うと、本当に自分に必要なことが寄ってこなくなる気がするのです。だから、慎重に、差し出されたチャンスは自分に必要か、求めていることなのか、自分に確かめてから行動することにしています。

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# by girls-book | 2015-05-05 22:08 | 活動日誌

5/2 公開書評会の模様。

著述家の山口ミルコさんをゲストにお迎えし、新宿三丁目カフェバー「ル・タン」の文化祭・前夜祭として開催した「東京女子書評部 公開書評会」。

たくさんのお客様にお越しいただき、大盛況のうちに幕を閉じました~!

まずは、来てくださった皆さまに心から感謝申し上げます。

「ミルテン(テンという動物にちなんだニックネーム©阿川佐和子さん)は、来るかも?来ないかも?」なんて冗談まじりにおっしゃっていましたが、ちゃ~んと来てくださって嬉しかったです!(笑)

▼YUKI TORIIのお洋服を素敵に着こなしていたミルコさん。華やかな雰囲気ですごくお似合いでした。

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▼当日語り合った、ミルコさんの著書はこちら。右・『毛のない生活』(ミシマ社)、『毛の力 ロシア・ファーロードをゆく』(小学館)。

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▼カフェバー「ル・タン」のオーナーで、5/1にバースデーを迎えた香織(永遠の17歳。笑)、課題図書を持ってニコニコ顔です。

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▼わたしたち部員だけがしゃべるのではなく、ミルコさんに「作品が生まれるきっかけ」や、本作りの裏話を詳しくお話いただいたり、来てくださった皆さんの感想などをお聞きしたり。

たっぷり語り合った会の様子をダイジェスト写真でお伝えします! ああ、楽しかった~!!!

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▼最後に、ミルコさんと書評部員の記念撮影も! 左から、江里子、香織、亮子、ミルコさん、高倉、由美。

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# by girls-book | 2015-05-04 18:00 | 活動日誌

OL、経営者、編集者、ライターなど。読書好きのメンバーが不定期で東京のカフェやレストランに集まり、1冊の課題本について座談会スタイルで語り合っています。題して「本のある女子会」。


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